3月13日
[05:30]
気づいたら私はバックパック一つを背負い
津田沼駅のホームに立っていた。
なぜホームにいるのかというと、ついこの間20歳になったということで一人旅にでようと、ふと思いついたからだ。
行き先は東北。
なぜ東北にしたのか。
一つ目の理由は、まあ検討はつくと思うが東日本大震災があったからだ。
震災が起きてから5年、節電や募金など意識的にするようにはしたが東京にいれば所詮他人事。
記憶を風化させないために、今だからこそ現地の空気を感じる必要があると思ったからだ。
少し格好つけてしまったが本心だ。
もう一つ。
二つ目の理由。
松島観光だああああああああああああああああ
うほおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ただただ絶景が見たい、美味しいものが食べたい。それだけじゃああああ。
とりあえずいろいろと行き詰まっていたので全てを放棄して旅がしたかった。
所持金30000円。
[05:36]
こうして、ある一人の青年の旅は始まった。
いつも乗っている電車でさえ非日常的空間に変わっている。
これがまさにたびに求めていたものだ。
旅の初めの曲、それはもちろんこれだ。
音楽を聴いたり、本を読んだり、外の景色を眺めたり、寝たり、、
[08:11]
宇都宮到着。
お腹すいた。
次の電車まで時間もある。
宇都宮に来たからには、、
餃子を食べるぞーーーーーーーーー!!!!!!
、、、。
🚶🚶🚶
、、、。
この時間だとどこのお店も空いていない。
あまりにも愚かだった。
少し考えれば気づくはずだ。
大人しく駅弁を購入。
とりめし 700円
鶏そぼろがこんなにも美味いなんて、、んん、、。
[08:45]
宇都宮出発。ばいばい。
[11:54]
福島着。
さ、寒い。。
自販機でお茶購入。
ほうじ茶 あったか〜い 130円
[13:30]
仙台着。
仙台って思ったより都会なのね。
ロフトに典型的な東北美人がいる。。
もう少しいたかったが、やむを得ず駅へ。
[14:30]
松島海岸着。
くもり。。
こんなにも天気の悪さを恨んだことはない。
国宝だってこと来るまで知らなかった。
何も知らないからお寺の歴史とかにも詳しくなりたい。
パンセ松島店の牡蠣カレーパン 300円
こいつがもう、、
中に大きい牡蠣が丸ごと一個入ってて、甘みのあるパンとカレーと絶妙にマッチするんですよね。
使ったカメラはこちら。
このアプリがもうすごい。
すごさはまた今度詳しく書きましょう。
そして漁師の海鮮丼というお店の三色丼。
1500円。
「ほ、宝石箱や〜〜!!」
まぐろいくらほたての三色丼。
さすが松島。
一人旅初めの観光で、有名どころの松島にくるのは少しレベルが高かった、、
集団客やカップルが多くてやっぱりまだ孤独感を感じた。
まあ、時間も経って一人耐性はついてきた。
また明後日来るぜ、松島。
こうして青年は松島を後にした。
1日目の本も読み終わり、電車の中でやることがなかったので、、
視界に入るおじさんにばれないように自撮り大会開催。
[17:30]
渡波着。
日も落ちてきた。
初めてゲストハウスに行くのにはまだ少し勇気がいるわけで、、。
東北の空気を感じよう、と自分に言い訳をし、気持ちの整理をつけるため空き地をぶらぶら、、。
やっぱり海に近づくにつれて
建物も減り
畑は放置され
堤防が作られ海が見れなくなっていた。
信号も赤と黄色が交互に点滅していた。
空と海と山に囲まれた空き地でベンチに座っていると
世界の広さを感じるとともに
自分の小ささを感じた。
そんなこんなで
背後から物音が
そこには
ミーアキャットとアライグマを混ぜたような生き物が。
「ミャー」
未知との遭遇
走って逃げられた。
畑のキャベツもヤツが荒らしたのだろう。
気持ちの整理もついたのでゲストハウスへ向かう。
シ、シンナ、、
放課後デイサービスとラーメン屋の対比
もうすぐだ。
🚶🚶🚶
🚶🚶🚶
こわくて目の前を通り過ぎる。
[18:30]
3度目の正直。
ロングビーチハウスへ。
スペインレストラン併設のゲストハウス。
ショートカットのすごくすごく可愛いお姉さんが受付対応してくれた。
ドミトリーの四人部屋。
まだ誰もいなかった。
まだ見ぬ人との出会いに
期待と不安を抱えて、、
だが
しかし
私にはこいつがある
ふはははは!
よし、8時くらいまでこれを読んで初対面の人とも完璧に話すぞーっ!!
[20:00]
仮眠からの起床。
本、、。
うう、、、。
お腹空いたのでレストランの方へ。
こんなところ。
カウンター席に自分より少し年上の人が一人。
コミュ障発揮。
まあ、後々わかるけど頭おかしくて本当にすごい人で。
そしてちらほら人が増えて30代、60くらい?の人の話もいろいろ聞いていると、、
ガチャッ
???「アロハ!!!」
ハロハな服をきて麦わら帽子をかぶりレイをぶら下げたいかにもあやしい三人組がやってきた。
あー。なるほどね。
そしてみんなで飲みながらお話をすることに。
世界を旅している人の話を聞いたり
仙台で
自衛隊として実際に震災を体験し、東北の現実を肌で感じてきた人の話を聞いたり
ゲストハウスを運営してる人の話を聞いたり
、、、
話を聞いているうちに地元の人と外部の人がみんなで協力して復興しようとしてる
石巻が本当に好きになった。
ほんとにここにきて、いい出会いができてよかった
また夏に絶対来ると約束をしました。
宴は夜中の2時半くらいまで続くのであった、、
宿泊料金 2200円
夕食代 2300円
1日目使ったお金 7130円
1日目の旅路
僕の来た道
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このアプリも旅する方にはすごくおすすめです。
滞在エリア、滞在時間が勝手に細かく記録されるのがすごくよい。
もちろん電池はくわれるけど、、。